すーぱーぷーばぁー!!
すーぱーぷーばぁー!! 新体制座談会

「玉出ポーズ!!」(左から)天羽生茜、妃奈乃愛莉、叶望まゆ香、心々優杏果、上條奈夏、藤堂未渚
「やろうと思えばなんでもできる!!」を合言葉に、いまだかつてないことをやりたいアイドル「すーぱーぷーばぁー!!」。11月はラジオ番組(ラジオ関西「アイドルゲーマーズ」毎週土曜26時〜)のMCを1か月に渡り担当するなどますます活躍の場を広げています。
本日はそんな絶好調で走り続けるメンバーの皆様にお集まりいただき、おなじみのスーパー玉出さんに6人体制となったフレッシュな新すーぱーぷーばぁー!!との座談会をお願いしました。
読めば元気が出るにぎやかな楽しいおしゃべりの様子を、どうぞお楽しみください。
日 時:2022年11月5日(土)ライブ終了後
場 所:大阪市内
出席者:すーぱーぷーばぁー!!(愛称「すぷば」)
天羽生 茜(あもう あかね)、藤堂 未渚(とうどう みな)
心々優 杏果(ここあ ももか)、上條 奈夏(かみじょう なな)
叶望 まゆ香(かなみ まゆか)、妃奈乃 愛莉(ひなの あいり)
スーパー玉出
恒例のお食事タイム
玉出:
ライブ終わりでお疲れのところお集まりくださり、ありがとうございます。本日はよろしくお願いします。
すぷば:
はい!よろしくお願いします!!
玉出:
お弁当、どうでしたか?
すぷば:
おいしかったです! ごちそうさまでした。
玉出:
さっきまで名古屋にいたので駅で買ったんですが、ここまで持ってくるの結構重かったです。(笑)
すぷば:
(笑)
電車に揺られる松坂牛めし弁当
新メンバーを迎えて
すーぱーぷーばぁー!! /パーリーLOVE!!!!
玉出:
今年の4月に萌さんが卒業してからメンバーが3人増えましたが、一番最近加入したのはまゆかさんですか?
まゆか:
あいりと二人、、、
あいり:
同時期です。
玉出:
それでは、お二人からお話をお伺いします。まずはまゆかさんから。
まゆか:
はい!

叶望 まゆ香(かなみ まゆか)
玉出:
すーぱーぷーばぁー!!に加入したのはいつですか?
まゆか:
今年の夏、8月1日です。
玉出:
それ以前も、アイドル活動をしていたんですか?
まゆか:
少しだけしていました。いまの所属事務所(Nord Tune Records)に入ったのは、以前から大阪で一番有名な事務所だと自分の中で思っていて、憧れからオーディションを受けました。受ける前はカラフルスクリームさん(同事務所のアイドルグループ)のライブを何度も見に行っていました。
玉出:
誰を推していたんですか?
まゆか:
特定のメンバーを推していたわけではないんですが(笑)、大阪で一番有名なアイドルさんだと思って、一緒にステージに立ちたいなとずっと憧れていました。
玉出:
それでオーディションを受けたんですね。
まゆか:
はい、そうです。なんか面接を受けているみたい。(笑)
玉出:
(笑)
すぷば:
(笑)

(左から)天羽生茜、叶望まゆ香、妃奈乃愛莉
まゆか:
4月に事務所に入って4月末に研修生としてデビューして8月1日にすーぱーぷーばぁー!!になりました。
玉出:
カラフルスクリームの皆さんにも聞いたことがあるんですが、そんなにすぐ踊ったり歌ったりできるようになるもんなんですか?私には絶対無理。
まゆか:
活動する前からダンスや歌は大好きで、アイドルさんの動画見てはよく家でまねしていました。カラオケも大好きで。
玉出:
カラフルスクリームの『カラフルライド』、カラオケ配信が始まったとき歌ってみようと思ったんですが、何度チャレンジしても難しくて、素人が歌える曲ではありませんでした。。。
すぷば:
(笑)
ももか:
一人で歌うのは無理。(笑)
玉出:
結局最後のサビの部分ぐらいしか歌えませんでした。
ももか:
そうなりますよね。(笑)
玉出:
あいりさんはもともと活動していたんですか?

妃奈乃 愛莉(ひなの あいり)
あいり:
すーぱーぷーばぁー!!に加入したのが初めてです。もともと小さい時からアイドルに憧れていて、大阪のアイドルグループをYouTubeで見るうちに、カラフルスクリームさんにものすごく惹かれて、それでいまの事務所のオーディションを受けました。
玉出:
それじゃあ、いままで全くダンスも歌もしたことがなくて、事務所に入ってレッスンして8月1日にデビューしたんですね。
あいり:
はい、そうです。
玉出:
レッスンで、いきなりできるようになるんですか?すごいな。
ももか:
最初は研修生として学びながら訓練して、あるレベルに達したら本格的にデビューするんです。
玉出:
そうだとしても、やっぱりすごいなー。(横に座る女性マネージャーに)、、、できます?
マネ:
できません。(笑)
すぷば:
(笑)
玉出:
いつも感心するんだけど、みんな運動神経がいいんですね。
すぷば:
(笑)
マネ:
もともとの才能です。
玉出:
憧れていたアイドル活動はどうですか?
あいり:
いま本当にステージに立つのが楽しいです。
玉出:
あいりさんとまゆかさん、すーぱーぷーばぁー!!の曲で一番のお気に入りは?
あいり:
「未来彼女」です。
まゆか:
「Starting Soul」です。かっこいい曲で、歌詞がすごく気に入っています。
すーぱーぷーばぁー!! /Starting Soul
玉出:
私も大好きな曲です。いい曲ですよね。で、次に新しいのはななさんでしたよね。

上條 奈夏(かみじょう なな)
なな:
はい、4月23日デビューです。少しだけですが、以前は別の事務所で活動していました。
玉出:
現在のように毎週4本も5本もライブ出演するような本格的な活動は、いまの事務所に入って4月にすーぱーぷーばぁー!!になってからなんですね。
なな:
カラフルスクリームさんのように有名なグループが所属する大きな事務所に憧れてオーディションを受けました。
玉出:
実際に入ってみて、いまどうですか?
なな:
私の中では、こうしてカラフルスクリームさんと同じ事務所で一緒に活動していること自体、いまでも信じられません。その分しっかりしなきゃって責任も感じますし、緊張もします。
玉出:
小さいころからアイドルが好きだったんですか?
なな:
はい。小さいころからアイドルに憧れがあって、チャンスがあればとずっと思っていたんです。高校卒業してOLをしていたんですが、会社を辞めて時間ができたので、思い切って小さいころからの憧れだったアイドルに挑戦してみようと思ってオーディションを受けました。
玉出:
夢がかないましたね。これからも、夢をどんどんかなえてください。
今回は、新メンバーの3名を紹介しました。
後編では、既存メンバーのトークに移ります。お楽しみに!
スーパー玉出

布施店
(株)フライフィッシュが大阪府下および尼崎に38店舗を展開する食品スーパー。その代名詞でもある黄色の看板は、ローカルスーパーでありながらいまや全国的に注目を集める大阪のアイコンとなりました。ロゴを配したオリジナルエコバッグが全国区で話題になるなど、小売業の枠を超えた楽しさと驚きを365日24時間、お客様に提供し続けています。
公式ホームページ: http://www.supertamade.co.jp
すーぱーぷーばぁー!!

(前列左から)上條奈夏、叶望まゆ香、藤堂未渚、(後列左から)妃奈乃愛莉、天羽生茜、心々優杏果
2020年8月に大阪で結成された「すーぱーぷーばぁー!!」は、関西アイドルシーンをざわつかせるいま注目のアイドルグループです。愛称は「すぷば」。
「やろうと思えばなんでもできる!!」を合言葉に、元気で楽しく個性的な6人のメンバーがステージで魅せる元気溢れるフレッシュな歌声とキレのある溌溂としたダンスは、ポップでキュートでエネルギッシュな楽曲とともに、ワクワクドキドキを客席に届けます。彼女たちの笑顔が放つ“スーパーなパワー”(super-pouvoir)を、ぜひライブ会場で。
いまだかつてないことをやりたいアイドル「すーぱーぷーばぁー!!」の今後にご期待ください!
公式ホームページ:https://super-pouvoir.ntrecords.com
各種Twitter:
公式 @_superpouvoir
天羽生茜 @akane_spv
藤堂未渚 @mina_spv
心々優杏果 @mmk_spv
上條奈夏 @nana_spv
叶望まゆ香 @mayuka_spv
妃奈乃愛莉 @airi_spv
「オオサカジン」は、ITで地域活性化を目指す大阪に特化したブログサービスです。 こちらのコーナーは、大阪にあるお店・会社・NPO団体・イベント団体・行政団体など、 地元で頑張る皆さんにスポットを当てて、地域を元気にしようという企画です。
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この記事へのコメント
公開楽しみにしてました!
はぁ~まちゃん可愛い~
まずは新メンバーな3人に的を当ててお話を聞いて下さってて有難いです
色々知れて良かったです
玉出さんがマネージャーさんにできますか?って聞くあたり面白すぎです笑
読んでて楽しかったです。
後編も楽しみです
それにしても松坂めしのお弁当美味しそうだなぁ笑
はぁ~まちゃん可愛い~
まずは新メンバーな3人に的を当ててお話を聞いて下さってて有難いです
色々知れて良かったです
玉出さんがマネージャーさんにできますか?って聞くあたり面白すぎです笑
読んでて楽しかったです。
後編も楽しみです
それにしても松坂めしのお弁当美味しそうだなぁ笑
Posted by なおっちょ at 2022年11月23日 09:55
「オオサカジン」に久々登場のすぷばですが、前回登場は今年の5月4日付。
新たな4人体制となり、また上條奈夏さんが加入して早々の時期でした。
その記事へのコメントに私は「想定外」と「意外性」に期待すると書きました。
それは、突き詰めて言えば「流れを変えて欲しい」という願いもまた含まれていました。
7人体制から人数も約半減し、その分個性の重層性も薄まった中で、もう一度往時の勢いをすぷばには取り戻して欲しい、と。
アイドルに限らず芸能の仕事というのは不思議なもので、うまくいく時にはすべてがうまく運び、悪い時には何をやってもあらぬ方向に転がってしまいます。
昨年の夏に第1次のピークを迎えたすぷばもまた、どういう訳だか運命の歯車が嚙み合わない時期が続きました。4人体制の始まりはそれをここで食い止め、反転攻勢を掛けて行こうとする背水の陣であったと思いますし、今にして思えば「底を打った」局面でもあった気がします。
奈夏さんが加入して新4人体制となったその3か月後には、叶望まゆ香さん・妃奈乃愛莉さんの両名も加入し6人体制へとすぷばは強化されました。
かつての7人体制に迫る人数を取り戻したのです。
むろん人数が多ければ良いというものではありませんが、すぷばの元気溢れる楽曲には、やはり多人数のフォーメーションが良く似合います。
もうひとつ、新4人体制と共に生まれた新曲「パーリーLOVE!!!!」が、原点にして頂点となっていた「ぴゅあふるロード」に迫る湧き曲となり、多くのファンの支持を受ける存在に育って来たことも特筆しておきたいところです。
むろんそこに至るまでの曲も、「Starting Soul」をはじめ好曲がたくさんあったのですが、ライブの最初に一撃を与える、あるいはライブの最後に最高潮を迎える曲として「ぴゅあふるロード」以外の選択肢を持ち得たことは、すぷばにとって有益でした。
折しも、感染防止上の制約が緩和され声出しOKの現場が増えたことも、「パーリーLOVE!!!!」には幸運でしたね。
何と言ってもこの曲の「ワオ!」の場面は、聴いている者も自らまた叫びたくなる瞬間だからです。曲がそこに至る展開がわくわくと待ち遠しくなるのです。「ワオ!」を早く言いたいと・・・。
ステージもフロアも一体化して「ワオ!」と叫ぶ時、この曲は真にその生命力を発露します。コール禁止ではその魅力が十分に顕現されない。
その意味で、声出しOKの風潮をうまく捕まえたすぷばは、噛み合わなくなっていた運命の歯車を、ここに来て元に戻すことができたと私は感じています
この5月に卒業したカラフルスクリームのかのんさんは、企画力をはじめ優れたプロデュースセンスを持つ方でしたが、誕生したばかりの時期にこの曲を高く評価して、「ワオ!が好きでたまらん」という言葉を伝えていました。
彼女が現場を去ると同時に、声出しOKが復活し、「パーリーLOVE!!!!」がめきめきと頭角を現していく様子に接するに至り、私は改めてあのひとの先見性を実感したのでした。
すぷばは9月4日に、結成2周年を記念してワンマンライブを久しぶりに開催しました(ここまで「すぷば」と書いて参りましたが、厳密にはこの時に旧名称の「すプば=すーぱープーばぁー!!」を、新名称の「すぷば=すーぱーぷーばぁー!!」に改称したのでした)。
パワー溢れるそのステージの充実ぶりに、すぷばがかつての勢いを取り戻していることを感じさせられました。
前回記事へのコメントに記した「すぷば第2章」の、そのページがはっきりとめくられたのだと、私は思いました。
今回の記事は新メンバー組に焦点を当てていますので、各人についても触れてみたいと思います。
前回記事では加入したばかりだった奈夏さんは、すっかりグループになじんだ雰囲気で、のびのびと自分の個性を発揮しています。
すーぱーぷーばぁー!!の語感に、自身のキャラクターも重ね合わせたのか、事ある度に「ウーパールーパー」を持ち出しては自分の分身かのようにイラストを添えたりしています。
まあ、確かにウーパールーパー並みの珍魚なキャラであって、例えばハロウィン時には全力でカオナシのコスプレに挑み、知らずに現場にやって来たメンバーがいきなりそれに遭遇して腰を抜かすという一幕もあったほど。
ただ、このエピソードの裏返しには、奈夏さんの努力家の一面もよく表れていると思います。
ライブ直前に音程の復習にひとり勤しんでいたり、自身でYou Tubeチャンネルを開設して企画・撮影・編集をこなしたりと、ふにゃーっとしているようで、実は人一倍努力する女の子なのです。
と同時に繊細な一面も持ち合わせていて、感極まると涙を見せるメンバーのひとりでもあり、すぷばには多い「語りたがり」のひとりでもある。
ただ、奈夏さんの場合は配信や文章で熱く語るタイプではなく、ある瞬間にじわーっと、日頃から心の中に抱いているファンへの感謝が溢れるのですね。
「ほんまに、ありがとうね」と前後の文脈に関係なく言い出すことがあるのですが、それはきっと、インタビューでも本人が語っているとおり、会社を辞めて一念発起して応募し、研修生を経てアイドルグループの正規メンバーになり華やかな舞台でライブをしている自分をふと振り返った時、目の前にいるひとりひとりのファンのおかげだということが、感極まって仕方がないのでしょう。
まゆ香さんはすぷば伝統の「黄色=ロリ枠(でも実年齢は・・・)」をカッコ内も含めて継承している存在です。
本人はオトナを志向したいみたいですが、「まーちゃん(まちゃん)はロリがいいよ!」の声の大きさにも抗えず、最近は開き直ってそれを受け入れているのだとか。
MCの中でもアナウンスがとても巧くて感心する一方、しっかりしてそうでうっかりもしていて、そそっかしい一面が日に日によく表れるようになって来ました。キャラの幅が増して来ましたね。
彼女は今のすぷばでは、最大の泣き虫で語りたがりではないでしょうか。
記事中で彼女が語っているとおり、これまでずっと本人が思い描く理想のアイドル像をめざして紆余曲折ありながらも、切磋琢磨して来られたのですね。
だから、すぷばとして迎えるひとつひとつ場面が、まゆ香さんにとって無上の喜びなのです。こんなことがあっていいの・・・と思えるほどに幸せで、興奮もして、感謝してもし切れない。もっともっとがんばりたい、高みに昇りたいとも思えて来る。
するとステージ上ではもちろん、それが終わってからのSNSにおいてまでも、心の中から噴水のごとく沸き上がる感情の言葉で埋め尽くされるのです。
特典会でも機関銃のようにまゆ香さんの言葉が寄せられるので、気がついたらこちらは相槌しか打っていない1分間だった時もあるほど・・・。
そんな思いの強さと共に、表現の強さも印象的です。
まゆ香さんは小柄なのですが、そのコンパクトなボディや手足だからこそ体現できる、「Starting Soul」などの全力のダンスが本当に胸を打ちます。飛び散る汗と振り乱れる髪に、彼女のアイドル生命が今日も爆発しているのです。
愛莉さんは元気系わちゃわちゃアイドルグループなすぷばの中では異質と言っていいくらいの、穏やかにしてふんわりとした魅力を有した存在。
それがまた、すぷばの中で唯一な、彼女の個性になっていますね。
正統派のアイドルと言ってもいい、そのキャラクターに癒しを求めて推したくなるというファンの声も聴いたことがあります。それは今までのすぷばになかった、彼女としてもグループとしても貴重な魅力と言えるでしょう。
かつてすぷばには月ヶ瀬楓さんというメンバーがいて、集団の中でも常にマイペースで一種の水準器の役割を果たしていました。彼女がマイペースである限り、すぷばは何とかなる、と思わせてくれるような。
楓さんと比べると愛莉さんはうんとおっとりしている印象がありますが、すぷばの水準器として、グループ全体をしっかり見つめてくれる存在になって欲しいですね。
だって単におとなしいだけでは絶対にないはずで・・・記事中にありますように、未経験でもアイドルになるべくその扉を叩く意志の強さを持っているひとですから。
新曲「拗らせダーリン」は愛莉さん始まりの歌なのですが、その持ち味たるかわいらしさと曲の雰囲気がマッチしての歌い出しへの起用であり、その愛莉さんの持ち味をも、すぷばのひとつの方向性(元気ばかりでなく、かわいい系の楽曲をいくつも持っていますからね)の牽引車になって欲しいものです。
あとはMCやラジオ番組などで、自身の個性を話術としてどれだけ発揮できるか・・・あんまり話さない方がもしかしたら愛莉さんいちばんの、奥ゆかしい魅力なのかも知れませんが、やっぱり期待はしてしまいます。
いつぞやの私服公演では、意外なくらいにオトナキュートなファッションが素敵だっただけに、愛莉さんには私たちの知らない、秘めたるキャラ要素が何かあるに違いない・・・と。
以上、3人に対する拙い私見を綴りました。
記事続編では、「いろいろあった」時期を経たベテランメンバーの声が聴けるかと思いますので、楽しみにしております。
新たな4人体制となり、また上條奈夏さんが加入して早々の時期でした。
その記事へのコメントに私は「想定外」と「意外性」に期待すると書きました。
それは、突き詰めて言えば「流れを変えて欲しい」という願いもまた含まれていました。
7人体制から人数も約半減し、その分個性の重層性も薄まった中で、もう一度往時の勢いをすぷばには取り戻して欲しい、と。
アイドルに限らず芸能の仕事というのは不思議なもので、うまくいく時にはすべてがうまく運び、悪い時には何をやってもあらぬ方向に転がってしまいます。
昨年の夏に第1次のピークを迎えたすぷばもまた、どういう訳だか運命の歯車が嚙み合わない時期が続きました。4人体制の始まりはそれをここで食い止め、反転攻勢を掛けて行こうとする背水の陣であったと思いますし、今にして思えば「底を打った」局面でもあった気がします。
奈夏さんが加入して新4人体制となったその3か月後には、叶望まゆ香さん・妃奈乃愛莉さんの両名も加入し6人体制へとすぷばは強化されました。
かつての7人体制に迫る人数を取り戻したのです。
むろん人数が多ければ良いというものではありませんが、すぷばの元気溢れる楽曲には、やはり多人数のフォーメーションが良く似合います。
もうひとつ、新4人体制と共に生まれた新曲「パーリーLOVE!!!!」が、原点にして頂点となっていた「ぴゅあふるロード」に迫る湧き曲となり、多くのファンの支持を受ける存在に育って来たことも特筆しておきたいところです。
むろんそこに至るまでの曲も、「Starting Soul」をはじめ好曲がたくさんあったのですが、ライブの最初に一撃を与える、あるいはライブの最後に最高潮を迎える曲として「ぴゅあふるロード」以外の選択肢を持ち得たことは、すぷばにとって有益でした。
折しも、感染防止上の制約が緩和され声出しOKの現場が増えたことも、「パーリーLOVE!!!!」には幸運でしたね。
何と言ってもこの曲の「ワオ!」の場面は、聴いている者も自らまた叫びたくなる瞬間だからです。曲がそこに至る展開がわくわくと待ち遠しくなるのです。「ワオ!」を早く言いたいと・・・。
ステージもフロアも一体化して「ワオ!」と叫ぶ時、この曲は真にその生命力を発露します。コール禁止ではその魅力が十分に顕現されない。
その意味で、声出しOKの風潮をうまく捕まえたすぷばは、噛み合わなくなっていた運命の歯車を、ここに来て元に戻すことができたと私は感じています
この5月に卒業したカラフルスクリームのかのんさんは、企画力をはじめ優れたプロデュースセンスを持つ方でしたが、誕生したばかりの時期にこの曲を高く評価して、「ワオ!が好きでたまらん」という言葉を伝えていました。
彼女が現場を去ると同時に、声出しOKが復活し、「パーリーLOVE!!!!」がめきめきと頭角を現していく様子に接するに至り、私は改めてあのひとの先見性を実感したのでした。
すぷばは9月4日に、結成2周年を記念してワンマンライブを久しぶりに開催しました(ここまで「すぷば」と書いて参りましたが、厳密にはこの時に旧名称の「すプば=すーぱープーばぁー!!」を、新名称の「すぷば=すーぱーぷーばぁー!!」に改称したのでした)。
パワー溢れるそのステージの充実ぶりに、すぷばがかつての勢いを取り戻していることを感じさせられました。
前回記事へのコメントに記した「すぷば第2章」の、そのページがはっきりとめくられたのだと、私は思いました。
今回の記事は新メンバー組に焦点を当てていますので、各人についても触れてみたいと思います。
前回記事では加入したばかりだった奈夏さんは、すっかりグループになじんだ雰囲気で、のびのびと自分の個性を発揮しています。
すーぱーぷーばぁー!!の語感に、自身のキャラクターも重ね合わせたのか、事ある度に「ウーパールーパー」を持ち出しては自分の分身かのようにイラストを添えたりしています。
まあ、確かにウーパールーパー並みの珍魚なキャラであって、例えばハロウィン時には全力でカオナシのコスプレに挑み、知らずに現場にやって来たメンバーがいきなりそれに遭遇して腰を抜かすという一幕もあったほど。
ただ、このエピソードの裏返しには、奈夏さんの努力家の一面もよく表れていると思います。
ライブ直前に音程の復習にひとり勤しんでいたり、自身でYou Tubeチャンネルを開設して企画・撮影・編集をこなしたりと、ふにゃーっとしているようで、実は人一倍努力する女の子なのです。
と同時に繊細な一面も持ち合わせていて、感極まると涙を見せるメンバーのひとりでもあり、すぷばには多い「語りたがり」のひとりでもある。
ただ、奈夏さんの場合は配信や文章で熱く語るタイプではなく、ある瞬間にじわーっと、日頃から心の中に抱いているファンへの感謝が溢れるのですね。
「ほんまに、ありがとうね」と前後の文脈に関係なく言い出すことがあるのですが、それはきっと、インタビューでも本人が語っているとおり、会社を辞めて一念発起して応募し、研修生を経てアイドルグループの正規メンバーになり華やかな舞台でライブをしている自分をふと振り返った時、目の前にいるひとりひとりのファンのおかげだということが、感極まって仕方がないのでしょう。
まゆ香さんはすぷば伝統の「黄色=ロリ枠(でも実年齢は・・・)」をカッコ内も含めて継承している存在です。
本人はオトナを志向したいみたいですが、「まーちゃん(まちゃん)はロリがいいよ!」の声の大きさにも抗えず、最近は開き直ってそれを受け入れているのだとか。
MCの中でもアナウンスがとても巧くて感心する一方、しっかりしてそうでうっかりもしていて、そそっかしい一面が日に日によく表れるようになって来ました。キャラの幅が増して来ましたね。
彼女は今のすぷばでは、最大の泣き虫で語りたがりではないでしょうか。
記事中で彼女が語っているとおり、これまでずっと本人が思い描く理想のアイドル像をめざして紆余曲折ありながらも、切磋琢磨して来られたのですね。
だから、すぷばとして迎えるひとつひとつ場面が、まゆ香さんにとって無上の喜びなのです。こんなことがあっていいの・・・と思えるほどに幸せで、興奮もして、感謝してもし切れない。もっともっとがんばりたい、高みに昇りたいとも思えて来る。
するとステージ上ではもちろん、それが終わってからのSNSにおいてまでも、心の中から噴水のごとく沸き上がる感情の言葉で埋め尽くされるのです。
特典会でも機関銃のようにまゆ香さんの言葉が寄せられるので、気がついたらこちらは相槌しか打っていない1分間だった時もあるほど・・・。
そんな思いの強さと共に、表現の強さも印象的です。
まゆ香さんは小柄なのですが、そのコンパクトなボディや手足だからこそ体現できる、「Starting Soul」などの全力のダンスが本当に胸を打ちます。飛び散る汗と振り乱れる髪に、彼女のアイドル生命が今日も爆発しているのです。
愛莉さんは元気系わちゃわちゃアイドルグループなすぷばの中では異質と言っていいくらいの、穏やかにしてふんわりとした魅力を有した存在。
それがまた、すぷばの中で唯一な、彼女の個性になっていますね。
正統派のアイドルと言ってもいい、そのキャラクターに癒しを求めて推したくなるというファンの声も聴いたことがあります。それは今までのすぷばになかった、彼女としてもグループとしても貴重な魅力と言えるでしょう。
かつてすぷばには月ヶ瀬楓さんというメンバーがいて、集団の中でも常にマイペースで一種の水準器の役割を果たしていました。彼女がマイペースである限り、すぷばは何とかなる、と思わせてくれるような。
楓さんと比べると愛莉さんはうんとおっとりしている印象がありますが、すぷばの水準器として、グループ全体をしっかり見つめてくれる存在になって欲しいですね。
だって単におとなしいだけでは絶対にないはずで・・・記事中にありますように、未経験でもアイドルになるべくその扉を叩く意志の強さを持っているひとですから。
新曲「拗らせダーリン」は愛莉さん始まりの歌なのですが、その持ち味たるかわいらしさと曲の雰囲気がマッチしての歌い出しへの起用であり、その愛莉さんの持ち味をも、すぷばのひとつの方向性(元気ばかりでなく、かわいい系の楽曲をいくつも持っていますからね)の牽引車になって欲しいものです。
あとはMCやラジオ番組などで、自身の個性を話術としてどれだけ発揮できるか・・・あんまり話さない方がもしかしたら愛莉さんいちばんの、奥ゆかしい魅力なのかも知れませんが、やっぱり期待はしてしまいます。
いつぞやの私服公演では、意外なくらいにオトナキュートなファッションが素敵だっただけに、愛莉さんには私たちの知らない、秘めたるキャラ要素が何かあるに違いない・・・と。
以上、3人に対する拙い私見を綴りました。
記事続編では、「いろいろあった」時期を経たベテランメンバーの声が聴けるかと思いますので、楽しみにしております。
Posted by わーちゃん at 2022年11月27日 13:14
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